熱を吸収したり癒しを与えてくれたりする壁面緑化

今を生きる人たちは、様々なことが発展してきたことにより快適な暮らしを手に入れていますが、その反面電力不足が深刻化してきています。一昔前は電気の供給力が乏しいうえ、まだ暮らしが快適になる家電は発明されていませんでしたから、このような問題はありませんでした。しかし現代では、それぞれの家庭の中には電気を利用して動かす家電があふれており、みんなが一斉に使うため、供給する側も供給できる量が逼迫していると言われています。そんな状況に加えて、大きな震災が発生したことも影響し、各家庭ではできるだけ電気を使わないように節電の努力をすることが求められています。このことは家庭ばかりではなく、各企業にも同様のことが言えます。とは言っても夏が来て暑くなってくると、やはり節電しようにも限界がありますし、頑張ったせいで脱水症状や熱中症になり場合によっては命を脅かすことにもなりかねません。

このようなことをなくすために注目されているのが壁面緑化です。これは字が表すとおり壁に緑を作るという方法であり、別名ではグリーンカーテンとも呼ばれています。街中を歩いていて、壁一面に緑が生い茂っている家を見つけたことがある方もいらっしゃるでしょうが、まさに、あの状態を言います。通常何もない壁は、太陽の熱をそのまま受けることで熱くなり、その熱を部屋の中まで放出してしまうため、部屋の中も異常に暑くなってしまいます。それゆえガマンしきれずに、夏は電気を使うエアコンなどのスイッチを入れて部屋を冷やしたくなります。しかし壁面緑化にしておくと、緑には熱を吸収する力がありますので、壁までは熱が伝わることはありません。そのため部屋の中も、そんなに気温が上昇することがなく、電気に頼らなくても快適に過ごすことができるようになるのです。反対に冬の寒い時期ならば、外の冷気を中に入れずに遮断し部屋の保温効果をサポートしてくれます。ですから壁面緑化を行っている建物の中では、夏は涼しく冬は暖かいという環境を保つことができるわけです。これは、必要以上に電気を使わなくて済むようになりますので、環境にとっても優しいものと言えます。

そのほか緑には、私たちを癒してくれる効果があります。緑が多い公園でゆったり過ごすことが好きだったり、観葉植物などを部屋の中に置いたりしている人も多いですが、壁面緑化というのは、壁を眺めるだけで、それらの効果を得られるということにもなるのです。嬉しい利点がたくさんある壁面緑化は、これからも注目されていくことでしょう。

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