省エネだけじゃない壁面緑化を導入するには

壁面緑化とはその名のとおり、建築物の壁面をつるやヘデラなどの植物で覆ってしまうことです。壁面を緑化することにより太陽からの照り返しを防ぎ、さらに表面温度を下げることで室内の冷却効果を高め、エアコンなどの冷房機器の負担を軽くしてくれます。また期待されるのは省エネ効果ばかりではありません。屋上緑化よりも人の目にとまりやすく見る人に心の安らぎを与えてくれるとともに、企業や店舗などでは環境に対して配慮している姿勢をアピールできたり、そのシンボリックなデザイン性で集客、宣伝効果を狙ったりすることができます。壁面緑化は設置する壁面の状況や、日当たりなどを考慮したうえで適切な方法、植物を選択することが重要になります。おもな方法は3種類あります。ネットやワイヤーなどの補助材を使い、つる性植物を這わせていく登はん型、プランターなどを壁面上部に設置して、植物を下方へ垂らすことにより壁面を覆う下垂型、壁面にプランターや植栽基盤を設置して登はんや下垂させる基盤造成型です。

デザイン性が高く、早期に緑化することが可能です。植栽する植物にもさまざまな特徴があります。成長のスピードもそれぞれ違いますし、管理に手間がかかるものとそうでないものがあります。また植物を育成させるためには土壌改良が必要になる場合もあるかもしれませんし、病害虫の心配もしなくてはいけません。なかには壁面緑化による省エネ効果を期待するばかりでなく、花の鑑賞を楽しみたい人もいることでしょう。このようにどの植物、方法を選択するかは素人にはなかなか難しいところです。壁面緑化を専門に扱っている施工業者などに工事を依頼するのも選択肢の一つとなるのではないでしょうか。専門の施工業者に工事を依頼した場合に気になるのはやはり費用のことです。せっかく省エネ効果がもたらされても初期投資に多額のお金がかかるなら、壁面緑化の導入に二の足を踏む方もおられるでしょう。ただ壁面緑化はその省エネ効果により住んでいる方にのみメリットがもたらされるだけでなく、最近都市部で問題になっているヒートアイランド現象の緩和にも役立つとされていて、さまざまな自治体で壁面緑化を施行する方を対象に助成金を出す制度を導入しています。一定の条件を満たせば、個人のかたでも助成の対象にしている自治体もありますので、事前にお住まいの自治体が助成金制度を導入しているかどうか調べておいたほうがいいでしょう。

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